「地域向け:まち探訪&交流会 第1回」開催しました。
- machinamijuku
- 9月8日
- 読了時間: 2分
更新日:10月13日
いつも暮らしているまちに改めて出会い、歩き訪ねて “わたしのまちの推し活”の種を探しにいきました♪

岩手県盛岡市大慈寺地区鉈屋町界隈をモデル地区に、一昨年度から続くプロジェクト
「地域住民の視点を用いた回遊ルートデザインによるまちの魅力増進・発信事業」が、
3年目を迎えました。
R7年度は、地域に暮らす人々を対象に「まち探訪&交流会」を企画。これまで、私たちは地域の外に向けてまちの魅力を発信してきました。しかし、慣れ親しんだまちの魅力は、意外と見過ごされがちです。そこで、この企画では、自分が暮らすまちに改めて出会い直し、人々との交流を通じてその魅力を再発見し、「自分のまちの推し活」につなげることを目指します。
「まちの魅力を育て、伝える先輩方=わたしのまちの推し活の先輩方」に学びながら、若手メンバーを中心にまちへ繰り出し、魅力を探しに行きました。

2025年7月29日に第1回「まち探訪&交流会」を開催しました。
この時期は、地域では、盛岡の送り盆の伝統行事「盛岡舟っこ流し」の準備が行われています。「舟っこ流し」発祥の地と言われる「大慈寺」の境内では、鉈屋町町内会の舟づくりが行われいます。盛岡と地域の伝統行事を繋ぐ職人である、舟棟梁を訪ねて思いを伺いました。そして、実は鉈屋町界隈はものづくりをしている工房がたくさんあります。立ち入る機会が貴重な仕立て屋さんや藍染職人さんの工房を訪ねて、この地域でものづくりをすることの魅力などを伺いました。来訪者を迎えまちの魅力を案内する職人である、ゲストハウスのオーナーも訪ねました。
シニア世代の先輩方のおはなしと、若手が感じているまちの魅力に共通点があったことや、どのかたも自分の言葉でご自身の生き方やまちの魅力をお話しされていることなどに、参加者の皆さんが深く心を動かされている様でした。

後半の交流会(ワークショップ)では、まち探訪を通じて得た感想や気づきを共有し、各自が膨らませたいまちの魅力や推し活のアイデアを話あいました。
だれもが地域の主体、そして仲間という意識を皆さんと一緒に育てました。
「まち探訪&交流会」の実施内容は、改めてレポートやギャラリー展で紹介していきます。
プロジェクト★特設ウェブページからご紹介予定ですのでチェックよろしくお願いします。
普段暮らすまちも、暮らしている人々も実は既に沢山の魅力で溢れています。
このプロジェクトが、盛岡に暮らす誰もが同じ視点や思いを育て合えるようなきっかけになれば嬉しいです。

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