佐々木孝一さん(リンゴ屋さん)
Q:あなたは何をしている人ですか?
A:リンゴ農家としては私のひいおじいちゃんの代からやってるよ。
収穫したリンゴやラ・フランスを、こうやって自宅の町家の店先で売るようになったのは20-30年前かな。
数年前に自宅である古い町家を改修したのだけど、色んな人のご縁やつながりで改修して、今も生活して商売していることに本当に運命を感じるね。
Q:雲を紡ぐの感想やおすすめポイントは?
A:盛岡が舞台だというのがまず魅力だと思った。
なぜなら私たち住んでいる人間には、あたりまえに暮らしているまちの良さって案外わかりずらく感じにくいものだから。
本を読むことで改めて知ることができたのが良かったね。
Q:盛岡市鉈屋町界隈の魅力はどんなところですか?
A:季節の移ろいが感じられる町であることが魅力かな。
お盆にご先祖をお迎えする迎え火と送り火の風習があるし、先祖を供養する「舟っこ流し」もあるね。
秋は八幡宮の例大祭である秋祭りもある。秋祭りの山車は鉈屋町をいっぱい通るよ!
そして、もちろんリンゴも季節を感じられるよね。
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鉈屋町住人の佐々木孝一さん。
実は交通指導員の一面もお持ちで、町内にとどまらず盛岡市内の行事の交通誘導を行い安全面を支えていらっしゃいます。
そんなわけで季節行事とともに盛岡というまちに関わりを持ち続けているのです。
もりおかワカものプロジェクトもいつもお世話になっております! ありがとうございます!
そして、生まれ育った町家を改修したご自宅の店先では、普段はお母さんがリンゴ売りをされています。大きな真っ赤なリンゴ美味しいのでぜひお立ち寄りください(*^-^*)
メイちゃんも美味しかったみたい♪
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読んだよ雲つむ!&ここが良いトコ鉈屋町界隈♪
小説「雲を紡ぐ」においてメイン舞台の一つとなっているホームスパンショウルームのモデルとなった盛岡町家「大慈清水御休み処」が存在する岩手県盛岡市鉈屋町界隈。
小説の魅力と鉈屋町界隈の魅力を地域住人の皆さんのインタビューを通じてお届けします(*´▽`*)
取材を担当するのは、盛岡市鉈屋町界隈で活動する“楽しみながら盛岡を元気にする”学生と社会人の有志の集い「もりおかワカものプロジェクト」です。
題して「読んだよ雲つむ!&ここが良いトコ鉈屋町界隈♪」
小説においてメイン舞台の一つとなっているホームスパンショウルームのモデルとなったのが、盛岡市鉈屋町にある盛岡町家「大慈清水御休み処」です。盛岡市鉈屋町界隈は幾代にも渡り住み継がれる盛岡町家や住人により守り使われ続ける共同井戸、寺院群の四季折々の色鮮やかな自然などの歴史的なまち並みが残り、義理人情味あふれる人々の、丁寧で活き活きとした日常の暮らしが息づき、地域への愛着と誇りに満ちた硬派でかつおおらかな空気と時間が流れる“盛岡らしさ”溢れる地域です。