小野寺拓二さん
Q:あなたは何をしている人ですか?
A:「宿」をしています。たまり場として地元の人にも利用してもらいたいと思って始めています。
泊まりに来た人といろんな話ができると思うので、それも楽しみに来てもらえれば嬉しいです。
Q:雲を紡ぐの感想やおすすめポイントは?
A: ここ数年読んだ本の中でもすごく感動したことを覚えています。
すごく心が動かされる本だったなって。盛岡に来る前の人に読んでもらって、それから町を歩いてもらうと、
「あっあそこ だ」ってなるから楽しいと思うな。
あと、家族の再生が描かれているので、優しいお話を読みたい気分の時には良いですよ。
Q:盛岡市鉈屋町界隈の魅力はどんなところですか?
A:町家のある町並みはやっぱり落ち着くし、安心感がある。
お水は美味しいし、お寺が多くて木を見て歩くのが好きなので、円光寺の夫婦カツラ、大慈寺、
永泉寺も大きい木があって、この辺はすごくいいですよ。
あさ顔が好きで、あさ顔プロジェクトはご近所と会話するきっかけにもなって良いですね。
地域の方たちが受け入れてくれてすごく過ごしやすいです。
ここで宿をやれているなんて、すごくラッキーだなと思っています。
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盛岡市鉈屋町で蔵を改修したゲストハウス「ととと―盛岡の泊まれるたまり場―」を営む、小野寺さん。
日々、人やまちとの出会いを“紡いで”いらっしゃいます。
実は、宿泊ゲストへのおもてなしの一つとして、盛岡の街をぶらり案内するまち歩き企画「歩こうマンデー」を行っています。ゲストに提供するまちの情報収集のために始めた取り組みでしたが、いつしか、自分自身が一番盛岡の魅力のとりこになっていることに気づいたそうです。
小野寺さんオリジナルの視点を交えたまち歩きは、盛岡の新しい魅力との出会いの連続です。
鉈屋町から盛岡を満喫したい方は、「ととと」小野寺さんに、ぜひ会いに来てきてくださいね。
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読んだよ雲つむ!&ここが良いトコ鉈屋町界隈♪
小説「雲を紡ぐ」においてメイン舞台の一つとなっているホームスパンショウルームのモデルとなった盛岡町家「大慈清水御休み処」が存在する岩手県盛岡市鉈屋町界隈。
小説の魅力と鉈屋町界隈の魅力を地域住人の皆さんのインタビューを通じてお届けします(*´▽`*)
取材を担当するのは、盛岡市鉈屋町界隈で活動する“楽しみながら盛岡を元気にする”学生と社会人の有志の集い「もりおかワカものプロジェクト」です。
題して「読んだよ雲つむ!&ここが良いトコ鉈屋町界隈♪」
小説においてメイン舞台の一つとなっているホームスパンショウルームのモデルとなったのが、盛岡市鉈屋町にある盛岡町家「大慈清水御休み処」です。盛岡市鉈屋町界隈は幾代にも渡り住み継がれる盛岡町家や住人により守り使われ続ける共同井戸、寺院群の四季折々の色鮮やかな自然などの歴史的なまち並みが残り、義理人情味あふれる人々の、丁寧で活き活きとした日常の暮らしが息づき、地域への愛着と誇りに満ちた硬派でかつおおらかな空気と時間が流れる“盛岡らしさ”溢れる地域です。