一盃森 さん(十文字御休處一盃森)
Q:あなたは何をしている人ですか?
A:創業6年目の町家の食事処とたい焼き屋です。
ちっちゃいころに、ここらに氷屋さんがあって、氷屋さんがやりたかったから始めたんだよ。
小学生くらいの子どもが気軽に寄れるように手ごろな値段でやってる。
大人になった時、あそこにたい焼き屋さんあったったよね、小遣いもって行って買ったよねって思い出を
持ってもらうのが目指しているところさ。それで、将来的にここになじんでほしいなって。
舟っこ流しにしろ消火消し文化(消防団)にしろ、
鉈屋町の文化が継続していくような流れが脈々と流れていけばいいなって。
Q:雲を紡ぐの感想やおすすめポイントは?
A:鉈屋町が取り上げられるように狙って書いてくれたんじゃないかと感じたよね!
ストーリーのことで言えば、話はいいおさまり方で終わったかな。
もしかしたら続編もあるかもなって思っちゃったね。
Q:盛岡市鉈屋町界隈の魅力はどんなところですか?
A:他のまち(観光地)とは違って生活があるってことだよね。観光客に媚びてないっていうのが良いよね。
例えば神子田の朝市は朝8時に閉めちゃう。観光地化していない、生活の場っていうのが、この界隈の魅力だからね。
そこら辺をこれからも意識して大切にし続けてていくことが、他のまちとの差別化につながっていくと思うんだよね。
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鉈屋町界隈愛溢れる一盃森さん。
愛情いっぱいの美味しいタイ焼きは、お子さんだけではなく大人のファンも多いのですよ♪
家族で集える町家食堂「十文字御休處一盃森」は、多世代がまちの思い出を育てられる場所です。
美味しいお食事に加え、地域の歴史や文化などを愛情いっぱい熱く教えてくれる一盃森さんにぜひ行ってみてくださいね♪
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読んだよ雲つむ!&ここが良いトコ鉈屋町界隈♪
小説「雲を紡ぐ」においてメイン舞台の一つとなっているホームスパンショウルームのモデルとなった盛岡町家「大慈清水御休み処」が存在する岩手県盛岡市鉈屋町界隈。
小説の魅力と鉈屋町界隈の魅力を地域住人の皆さんのインタビューを通じてお届けします(*´▽`*)
取材を担当するのは、盛岡市鉈屋町界隈で活動する“楽しみながら盛岡を元気にする”学生と社会人の有志の集い「もりおかワカものプロジェクト」です。
題して「読んだよ雲つむ!&ここが良いトコ鉈屋町界隈♪」
小説においてメイン舞台の一つとなっているホームスパンショウルームのモデルとなったのが、盛岡市鉈屋町にある盛岡町家「大慈清水御休み処」です。盛岡市鉈屋町界隈は幾代にも渡り住み継がれる盛岡町家や住人により守り使われ続ける共同井戸、寺院群の四季折々の色鮮やかな自然などの歴史的なまち並みが残り、義理人情味あふれる人々の、丁寧で活き活きとした日常の暮らしが息づき、地域への愛着と誇りに満ちた硬派でかつおおらかな空気と時間が流れる“盛岡らしさ”溢れる地域です。